ドイツで“クーデター計画” 25人拘束 “陰謀論”信じ…軍事部門も設立か(2022年12月8日)

 銃を構えた捜査員が、次々と建物に入ってきます。

 ドイツの捜査当局は7日、対テロ作戦として130カ所を捜索し、25人の身柄を拘束したと、地元メディアが伝えました。

 25人は国家機関を襲撃し、現在の政府を転覆させ、新たな政府を樹立しようとした疑いがあります。

 主犯格の1人は「ハインリヒ13世」と呼ばれる、貴族出身の71歳の人物とみられ、他に元空挺(くうてい)部隊の隊員や極右政党の元議員が含まれているということです。

 このグループは、ドイツが「ディープ・ステート(闇の政府)」に支配されているという陰謀論を信じ、打倒のための軍事部門を設立していたという情報もあります。

(「グッド!モーニング」2022年12月8日放送分より)
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