母親がコロナ陰謀論者になるまで――あるイギリス家族の話

セバスチャンさんの母親は新型コロナウイルスの流行を境に、イギリスでも有数の陰謀論者になってしまった。

母親のケイト・シメラニさんはいまやソーシャルメディアに数万人のフォロワーを抱え、新型ウイルスなど存在しないという偽の主張を拡散。COVID-19の症状が第5世代移動通信システム(5G)によるものだと述べたり、国民保健サービス(NHS)をナチスドイツと関連付けたりしているという。

セバスチャンさんは自分の母親が、公衆衛生や新型ウイルスに関する議論に悪影響を与えていると心配している。

加えてセバスチャンさんは、家族崩壊にも直面している。

BBCのマリアンナ・スプリング偽情報専門記者が独占取材した。

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