「日本はアメリカにNOと言えない主権国家」国防を主体的に考えるということ【伊勢崎賢治氏インタビュー 未公開部分込フルバージョン】

「主体的に国防を考えるというのはどういうことか。米国と対等に考えるということ。国防上リスクがある時にNOといえるのが主権国家。」

『日本国防論~宮台・白井・伊勢崎・孫崎・伊藤インタビュー集~』より
伊勢崎賢治氏(東京外国語大学教授、元NGO・国連職員)インタビュー
生放送では流れなかった未公開カットも含むフルバージョンを公開!
記事版(ショートバージョン)はこちら⇒ http://originalnews.nico/119890

《ニコニコドキュメンタリー特集「国防」を考える》
⇒http://blog.nicovideo.jp/niconews/76009.html

ドキュメンタリー『コスタリカの奇跡~積極的平和国家のつくり方~』の放送にあたって、さまざまな立場で世界のなかの日本を考えてきた5名の有識者に「日本の国防」についてのインタビューを行いました。

独自の安全保障体制で平和国家を構築したコスタリカに、私たちが学べることは何か。「国の守り方」について、私たちにはどのような選択があるのか。

東アジアが激動の時代を迎えているからこそ、もっと主体的に、根本的に、日本の国防のあり方を考えてみよう、そんな思いからインタビューを実施しました。

日本が目指すべき「国防」のかたちとは?

■伊勢崎賢治氏 プロフィール
東京外国語大学教授、元NGO・国連職員。
内戦初期のシエラレオエネを皮切りにアフリカ三カ国で10年間、開発援助に従事し、その後、東チモールで国連PKO暫定行政府の県知事を務め、再びシエラレオネへ。同じく国連PKOの幹部として武装解除を担当し内戦の終結に貢献する。その後、アフガニスタンにおける武装解除を担当する日本政府特別代表を務める。