ひきこもり陰謀論② ~黒船がやって来た~

「泰平の眠りを覚ます蒸気船 ハッタツ セクマイ 今夜も眠剤」

ワールドフォーラムの代表であった佐宗邦皇氏はある時、古ぼけた一枚の写真を骨董屋で手に入れた。
何かの集合写真のようだが、真ん中に白人の外国人男性と子ども、そしてその周囲を取り囲む侍とおぼしき44人の男たちが映っている。
佐宗氏がこの写真について調べてみたところ、どうやらオランダの宣教師であったフルボッキ博士と佐賀藩の学生たちの写真であるということが判明した。
しかし佐宗氏は後にこの写真に坂本龍馬や西郷隆盛、高杉晋作ら明治維新の立役者が映っていた事実を知ってしまう。
そして写真の手前に映っている一人の少年の正体を知った時、佐宗氏の中で現代の日本を覆っている歪みの原因が一本の糸で繋がった!
明治維新に対する自らの仮説をワールドフォーラムで発表した佐宗氏は2009年8月8日、講演中に『おーい!お茶』500mlペットボトルを一口飲んだ直後に突如倒れ、そのまま帰らぬ人となった……(享年59歳)。

その頃、名実共に鎖国していた平成のひきこもり業界に対し、開国を求めてアメリカ帰りのハッタツ号とセクマイ号という二隻の蒸気船が迫っていた!
発達障害者支援法や同性パートナーシップ条例といった政治を動かすチカラを背景に持った勢力を相手に、政治的権力を持たない平和ボケのひきこもりはあまりにも脆弱だった。
「開国か、攘夷か」
御堂諦が今一度、日本のHIKIKOMORIを洗濯する!!

【明治維新の仮説を語る故・佐宗邦皇氏】



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