不法移民の溺死写真を掲載 トランプ氏批判強まる(19/06/27)

トランプ政権が強硬な移民政策を掲げるなか、アメリカへの密入国を試みて川で溺れて死んだ親子の写真が新聞などで報じられ、大きな反響を呼んでいます。 ニューヨーク・タイムズが26日の紙面で掲載したのは、アメリカとメキシコの国境を流れるリオグランデ川で溺死(できし)した25歳の父親と2歳の女の子の写真です。この親子は今年4月にエルサルバドルを出発し、アメリカに密入国するため23日にメキシコから川を渡ろうとしました。写真の公開を受けてトランプ大統領は26日、「国境を開放するということは、人々が川に溺れるということだ」「民主党が法律を変えればこのような事態は起きないだろう」と、移民政策に寛容な野党・民主党を批判しました。これに対して、野党・民主党側はトランプ政権の強硬な移民政策が今回の悲劇を生んだと反論しています。
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