神田司「闇サイト殺人事件」で死刑執行 遺族は…

「闇サイト殺人事件」で死刑執行 遺族は…

2015年6月26日 1時3分 日テレNEWS24
「闇サイト殺人事件」で死刑執行 遺族は…
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 法務省は25日、2007年に愛知県名古屋市で起きた闇サイト殺人事件で死刑が確定していた神田司死刑囚(44)の死刑を執行した。死刑執行の一報を受け、殺害された磯谷利恵さんの母・磯谷富美子さんが胸の内を語った。

 磯谷富美子さん「やはり自然に娘のことをふと思い浮かべてしまいました。苦しいというより、大切な娘を亡くしたという悲しみの方が大きいです。彼らを憎む時間の何倍も何倍も、娘を亡くした悲しみを感じていましたので」

 2007年、愛知県名古屋市の路上で男3人に拉致され、殺害された磯谷利恵さん(当時31)。帰宅途中、たまたま通りかかったところを襲われ、頭を金づちで何度も殴られた残忍な犯行。目的はカネを奪うことだった。

 事件からまもなく8年。実行犯の1人、神田司死刑囚(44)の死刑が執行された。神田死刑囚のほか、2人が強盗殺人などの罪に問われたこの事件で、面識のなかった3人を結びつけたのは、携帯電話の“闇サイト”。3人は、犯罪仲間を募集するサイトを通じて知り合っていた。

 「娘は家を目の前にして3人の男たちに拉致され、むごい殺され方をしました。大事な大事な娘でした。二度とこのような被害者を出したくありません」-

 富美子さんは、死刑を訴え続けてきた。しかし、2人の被告は無期懲役が確定。死刑が確定したのは神田死刑囚1人だけだった。ほかの2人が無期懲役であることについて富美子さんは、「どうして(被害者が)1人だったら死刑になりにくいのという感じで、被害者の数よりも行った犯行をみて裁いてほしいという思いがあります」と話す。その上で、「全てのものが終わったとは思いませんけど、とりあえず(3人のうち)1人の被告のことはもう考えなくていいんだと。いつ(死刑)執行されるんだろうという気持ちが残ってましたので」と語った。

 神田裁判で死刑判決を受けた後、神田死刑囚は取材に対し、次のように語っていた。

 「死への恐怖はないし、死んで終わりという感覚もない。死刑は当然の報いです」

 富美子さん「(Q:娘さんに報告・伝えたいことは?)まったく伝える気はありません。もう事件のことは一切、娘に報告するつもりはありません。やっぱり遺族であってもいい思い出じゃないですので、思い出したくない出来事ですので。娘もきっとそうだろうと思いますが…話すことはできません」

引用:livedoorNEWS
http://news.livedoor.com/article/detail/10275238/
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