20160904 UPLAN 猿田佐世「安保・原発・TPP・沖縄基地と日米関係の実像」日米の選挙など昨今の変化を踏まえて

【小金井を住みよくする会】
第68回みんなで平和を考えてみる集い
猿田佐世(さるたさよ)さん(新外交イニシアティブ事務局長・弁護士)
プロフィール
1977年生まれ。早大法卒。コロンビア大で法学修士。アメリカン大で国際政治学修士。新外交イニシアティブ(ND)事務局長。弁護士(日本・米国ニューヨーク州)。自らワシントンにてロビーイングを行う他、日本の国会議員等の訪米行動を企画・実施。
二度の稲嶺進名護市長の訪米行動、そして昨年6月には翁長雄志沖縄県知事に随行する沖縄訪米団の企画同行を担当。米議員・米政府面談設定の他、米シンクタンクでのシンポジウム、米国連邦議会における院内集会等を開催。
主な著書に「虚像の抑止力」(沖縄・東京・ワシントン発安全保障政策の新機軸)」(共著)旬報社、「日米安保と自衛隊(シリーズ日本の安全保障第2巻)」(共著)岩波書店ほか
日米外交の多くの歪みの象徴が沖縄基地問題である
先の参議院選挙と一昨年の衆議院選挙を合わせ自民党は沖縄で全議席を失った。自民党の完敗である。しかしアベ政権は投票日翌日から機動隊を導入して基地建設作業を再開した。
現在の日米外交は、民意不在で当事者を抜きに進められている。沖縄基地、安保、原発、TPP問題等いずれも同様である。
アムネスティ・インターナショナル、ヒューマン・ライツ・ウォッチ等の国際人権団体で活動し、ワシントンにも在住し、外交・政治問題に関して米議会などで自らロビーイングを行ってきた猿田さんに、対米追従の日本外交と日米関係の実像についてお話しいただきます。
新外交イニシアティブとは
2013年に国境を超えて政策提言、情報発信するシンクタンクとして創立。評議員には元内閣官房副長官補の柳沢協二氏や法政大学教授の山口二郎氏、ジョージ・ワシントン大教授のマイク・モチヅキ氏、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏等がいる。