20170508 UPLAN 安田浩一「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない」 -「基地あるゆえの苦しみ」を訴える沖縄に対するバッシング-沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか

【たんぽぽ舎】
「民主主義を守りたいのだと訴えてきた。それだけのことです。それがなぜ偏向と呼ばれなければならないのか」 
差別と偏見で武装した排外主義は、「敵」を必要とすることでようやく成り立つものだ。蔑むことで「敵」は生まれる。そして排外主義の向こう岸には殺戮と戦争が控えている。
これは歴史の必だ。                    
(『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』 P188)
「沖縄では、人々が虫けらのように扱われてきた時代がある。だから、一歩、一歩、権利を勝ち取ってきた。戦争で肉親を奪われた人々が、血の染み込んだ土地で、人権のための闘いを繰り返してきたんです」(同書P150)
差別やヘイトスピーチ問題に真正面から挑み、ノンフィクション分野で受賞を重ねた安田さんのお話です。
⦅著書⦆〖ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて〗第34回講談社ノンフィクション賞受賞〖ルポ 外国人「隷属」労働者〗」第46回大宅壮一ノンフィクション賞受賞〖ヘイトスピーチ「愛国者」たちの憎悪と暴力〗〖ネット私刑〗