「平和主義のメッキが剥がれてきている」戦後日本が抱え続けた“平和主義と日米安保の矛盾”の歴史を解説【白井聡氏インタビュー】

ニコニコドキュメンタリー特集「国防」を考える
⇒http://blog.nicovideo.jp/niconews/76009.html

『日本国防論~宮台・白井・伊勢崎・孫崎・伊藤インタビュー集~』より
白井聡(政治学者、京都精華大学人文学部専任講師)インタビュー部分抜粋。
記事版はこちら⇒http://originalnews.nico/116156

ドキュメンタリー『コスタリカの奇跡~積極的平和国家のつくり方~』の放送にあたって、さまざまな立場で世界のなかの日本を考えてきた5名の有識者に「日本の国防」についてのインタビューを行いました。

独自の安全保障体制で平和国家を構築したコスタリカに、私たちが学べることは何か。「国の守り方」について、私たちにはどのような選択があるのか。

東アジアが激動の時代を迎えているからこそ、もっと主体的に、根本的に、日本の国防のあり方を考えてみよう、そんな思いからインタビューを実施しました。

日本が目指すべき「国防」のかたちとは?

■白井聡氏 プロフィール
1977年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学、博士(社会学)。専攻は政治学・社会思想。現在、京都精華大学人文学部専任講師。主著に、『永続敗戦論――戦後日本の核心』(太田出版、講談社プラスα文庫)。近著に、『国体論――菊と星条旗』(集英社新書)。