「Tor」で闇サイト わいせつ画像掲載の疑い 50代男逮捕 6月6日 10時57分

発信元の特定を難しくする特殊なソフト「Tor(トーア)」を使って開設したインターネットのサイトに、少女のわいせつな画像を掲載したとして、京都府警察本部は青森県の50代の男を児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕しました。「Tor」を使ったサイトの開設者が逮捕されるのは全国で初めてだということです。

逮捕されたのは青森県五所川原市の無職、小野貢容疑者(59)で去年3月、自分で開設したインターネットの会員制サイトに少女のわいせつな画像を掲載したとして、児童ポルノ禁止法違反の疑いが持たれています。

これまでの調べによりますと、小野容疑者は発信元の特定を難しくする特殊なソフト「Tor」を使って、通常のインターネットの検索エンジンでは見つからない匿名性の高い闇サイト「ダークウェブ」上にサイトを開設していました。

警察によりますと、このサイトを利用するとわいせつな画像や動画など1万点余りが無料でダウンロードできるようになっていて、調べに対し「児童ポルノの愛好家の中で人気者になりたかった」などと供述しているということです。

警察によりますと、「Tor」を使ったサイトの開設者が逮捕されるのは全国で初めてだということです。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180606/k10011466391000.html?utm_int=movie-new_contents_list-items_002&movie=true