ケムトレイルや人工雲の有害微粒子からの自己防衛法(補足)&花粉症はアレルギー疾患ではない(医学的解説)

撮影日時:2019年11月30日(土)午前7:12(6’17”)
撮影場所:山形市蔵王

【自己防衛のための装備について】
・ 微粒子が付着しにくく入室時に払い落としやすい服装
・ ポータブル空気清浄機(効果のほどは定かではありません)
・ 三重のマスク‥水を含ませたペーパータオルの目的は、気道を潤すことで気道粘膜の繊毛運動を高め、粘膜上皮に付着した有害微粒子の排出を促すことです。

【花粉症の本質について】
 近年急速に増えている花粉症の本質は、「有害微粒子と結合した花粉粒子(全体として「有害な微粒子」になります)に対する健全な免疫反応」でありアレルギー疾患(無害な抗原に対する過剰な免疫反応)ではありません。

 したがって、抗ヒスタミン薬によって免疫反応を抑制したり、舌下免疫療法(減感作療法の一種)によって有害物質を排除しようとする免疫反応を無力化したりすることはとんでもないことであると私は(医師として)考えています。

 実際、花粉症を有する人は、そうでない人と比べて死亡率が低い(とくにガンの罹患率が低い)という疫学研究の結果が、数年前に東京大学の医学研究チームによって報告されています。
 私自身は、この論文が発表された直後に、医師だけが閲覧できるニュースサイトでこの研究のことを知りましたが、一般人を対象にした以下のニュースサイトでは、その研究結果が簡潔にまとめてあり、情報源である元論文のリンクもはられています。
https://news.livedoor.com/article/detail/10775386/

 これは、花粉症の症状には、気道に侵入した有害な微粒子を排除するという「人体に極めて有益な」役割があることを裏付けるエビデンスの一つであると私は考えています。

 花粉症の真犯人は、花粉粒子と結合した「有害微粒子」の方であり、花粉粒子は「凶悪犯と手錠でつながれた警察官」のような役目を果たしている、と言えるでしょう。

 有害微粒子への対処を行わずに花粉粒子への免疫反応だけを抑えこむことは、凶悪犯を野放しにしながら警察官の仕事を邪魔するようなものです。凶悪犯は、さらにのさばることになってしまうでしょう。