トランプ大統領、FRBの判断を評価「素晴らしい」(20/03/16)

アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)は新型コロナウイルスの感染拡大で景気が悪化するのを食い止めるため、緊急利下げを実施して事実上のゼロ金利政策を導入しました。

 FRBは15日、「新型コロナウイルスの感染が地域社会を傷付け、経済を混乱させている」として政策金利を一気に1%引き下げ、「年0.0%から0.25%」の範囲に引き下げると発表しました。事実上のゼロ金利政策を約4年ぶりに導入します。また、今後、7000億ドル、約75兆円分のアメリカ国債などを買い入れて経済の下支えにあらゆる手段を動員するとしています。FRBのパウエル議長は「新型コロナウイルスがアメリカや世界の人々に甚大な影響を及ぼしている」という厳しい認識を示しました。一方で、アメリカが景気後退入りするという見方は否定しました。
 トランプ大統領:「市場関係者はとても喜ぶだろう。大きな一歩だ。彼らの決断は素晴らしい」
 FRBに度々、利下げを迫ってきたトランプ大統領は今回の決定を評価しています。
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