強まる在韓米軍撤退論「日本への影響は?」【キャスター西野志海の「もっとみたい!ニュースの疑問」】ケビン・メア氏(元アメリカ国防省 日本部長)

テレビ東京アナウンサー・西野志海と日経ビジネス編集委員・山川龍雄が、世間を騒がせている時事問題をゲストに直撃する動画シリーズ。
第22回のテーマは、強まる在韓米軍撤退論「日本への影響は?」。

土壇場でGSOMIA(軍事情報包括保護協定)の維持を決めた韓国ですが、相変わらず日米との不協和音が聞こえてきます。
文在寅大統領の側近からは「韓国は中国の『核の傘』に」という発言まで飛び出しました。
強まる在韓米軍の撤退・縮小論について、ケビン・メア元アメリカ国務省日本部長は「可能性は低い」と一蹴。
「東アジアの安全保障は超党派で議論しており、大統領の一存では決まらない」と説きます。
ただ、文政権下で米韓合同軍事演習が不足し、実質的に在韓米軍の機能が低下していることを懸念。
「これ以上、まともに訓練できなければ、米国防総省が、韓国に軍隊を置く意味を、再考しなければならなくなる」と警告します。
在日米軍の駐留費の大幅増額を日本に迫るトランプ政権を「おカネありきの根拠のない交渉」と痛烈に批判。
ただ、日本が独自に防衛予算を積み増すことは必要と指摘します。

#日経プラス10サタデー#西野志海#山川龍雄#もっとみ#在日米軍#在韓米軍#駐留費#思いやり予算#安全保障#トランプ