20150215 孫崎享氏講演⑩

20150215 孫崎亨氏講演
 「集団的自衛権行使」でどうなる?日本
(主催 「ええ国つくろう!市民の会」)
の記録映像⑩です。

<講演内容>
・尖閣問題の本質
・事実さえ歪めてゆく日本
・過去の事実を述べると「国賊」にされる日本
・尖閣問題は、アメリカ側の思惑

尖閣諸島問題は、1972年、1978年時にいわゆる「触れないでおこう方式」で処理することで日中政府間の了解が付いていることを読売新聞社説でも報道(1979年)。
尖閣諸島について、1972年、1978年に両国で暗黙の了解があったことは、1972年の条約課長である栗山元駐米大使も述べている(2012年産経新聞)。
しかし、鳩山氏が同じことを今のべたら「国賊」と罵られることになった。
事実さえ歪められている。なぜか?
尖閣問題の発端となった東京都による尖閣諸島領有問題。石原氏がその意思を示したのは「ヘリテージ財団」(アメリカ)
ヘリテージ財団のクリムナー、アジア部長の2012.11.14の論文
「自民党が勝利し、安倍氏が新しい首相になる可能性がある。安倍氏は保守的であり、日本国民は中国に懸念を持っている。この二つを利用すれば、「集団的自衛権による海外派兵、アメリカの戦略のために自衛隊を利用する、軍事費を増大させアメリカの安全保障に使う、辺野古移転を推進すること」を日本にやらせることができる。そのために、日中間で緊迫していればよい」

※孫崎氏の講演はこの⑩までになります。