20170119 UPLAN 孫崎享「2017年、世界との向き合いかた」

【立憲フォーラム・戦争をさせない1000 人委員会】
安倍政治を終らせよう 1.19院内集会
世界的に著名な歴史家ポール・ケネディはある雑誌の1月号インタビューで、――私は米大統領選の投票の前夜、4 年に一度恒例で行う、政治と歴史の専門家晩餐会に出ていた。出席者の誰一人として、「トランプ当選」を予想しなかった。次期政権下で、世界は「不確実な世界情勢」と「不確実な米内政」という、二重の不確実性の時代になる――と述べていました。
その不確実性の時代を象徴するトランプ氏は20日に米大統領に就任します。
アメリカだけではありません。
昨年、EU脱退を国民投票で決めたイギリスはどうするのか。
3月のオランダ総選挙を皮切りにフランス大統領選挙、ドイツ総選挙など大きな選挙がヨーロッパでは相次ぎます。
フランスやドイツ、イタリアの極右はどのような力を持つのか。
アジアでも任期途中で降りる韓国大統領、人権を無視した独裁的暴力を振るうフィリピン大統領など、地域を揺り動かす変数だらけです。
日本の政治も「改憲」と「衆議院解散」を大きな焦点にして2017年がスタートします。
通常国会開会を翌日に控えた19日、孫崎享さんに「2017年 世界との向きあいかた」について話していただきます。
孫崎享さん
1943年旧満州生まれ。
1966 年に外務省に入省後、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を経て2009年まで防衛大学校教授。
著書『日本外交 現場からの証言―握手と微笑とイエスでいいか』(中公新書)で山本七平賞を受賞。
『戦後史の正体1945-2012』(創元社)、『アメリカに潰された政治家たち』(小学館)『小説 外務省』(現代書館)など著書多数。