75歳以上の医療費負担2割へ 社会保障検討会議(19/11/29)

安倍政権が進める全世代型社会保障の検討会議で、75歳以上の医療費負担を現在の1割から2割に引き上げることについて、来月の取りまとめに盛り込む方向で検討していることが分かりました。

 75歳以上の人が病院に行った際、今は窓口負担は原則1割ですが、2022年には「団塊の世代」が75歳に差し掛かり、医療費の増加が見込まれています。全世代型社会保障検討会議ではこうした状況に対応するため、来月に取りまとめる中間報告に75歳以上の窓口負担を原則2割に引き上げる方向性を示すことで検討を進めています。ただ、与党内には反対が根強く、最終的にどこまで踏み込めるのか駆け引きが続いています。
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