20150908 UPLAN 安保法制を問う―国際社会の現状から考える日本の取るべき指針―

【新外交イニシアティブ(ND)】
参議院では安全保障関連法案の審議が本格化しています。法案に慎重な意見も多く、合憲性も大きく問われる中、安倍政権は今国会で法案の成立を目指しています。
政府は集団的自衛権行使の具体例として、繰り返しホルムズ海峡封鎖について言及しており、また、ISIL(「イスラム国」)への武力行使も法文上は可能です。
安全保障法制を検討するためには、国際情勢の現実を踏まえた議論が必要です。
そこで、本シンポではこの間の議論で明らかになった法案の問題点を振り返るとともに、外交・安全保障上の視点から、国際情勢の実状を踏まえた安全保障法制のあり方について掘り下げます。
●登壇者:
・酒井啓子氏(千葉大学教授(イラク政治史・現代中東政治))
・柳澤協二(ND評議員・元内閣官房副長官補)
・山口二郎(ND評議員・法政大学教授)
●新外交イニシアティブ(ND)(団体紹介)
新外交イニシアティブ(ND)は、日米および東アジア各国において、国境を越えて情報を収集・発信し、政策提言を行うシンクタンクです。政策実現のため、国内はもとより、各国における政府、議会、メディアなどへ直接働きかけます。これまで下記のイベントを開催しました。NDの詳細はウェブサイトをご覧ください。
http://www.nd-initiative.org/